◇色覚異常とは
色覚異常とは、特定の色の区別が判断しにくい状態をいいます。
全国に300万人いるといわれています。
先天性のものと、後天性に起こるものとがありますが、ほとんどが先天性のものです。
眼のなかで光を感受する網膜の赤緑青の3種類の錐体の働きで、色を認識する仕組みになっています。そのうちの一つが、生まれつき弱い場合は「色弱」、一つが欠けている場合は「色盲」といわれます。 赤と緑の要素の異常は「赤緑異常」と呼ばれ、もっとも多い色覚異常の種類です。
赤の要素の異常あるいは欠損のある場合は第1色覚異常、緑の要素の異常あるいは欠損のある場合は第2色覚異常と呼ばれます。鮮やかでない「赤と緑」、「オレンジと黄緑」、「緑と茶」が見間違いやすくなります。
先天性の色覚異常の人の割合は、男女、人種によって大きく違います。白色人種はおよそ8~9%、黄色人種は4~5%、黒色人種では2%ぐらいです。
女子では遺伝の法則から、男子の割合の2乗、すなわち(20数人)×(20数人)=約500人に一人になります。
◇色覚異常の検査

3原色を同程度に認識できる場合、上記の文字は「89」と読めるようになっています。
ただし、色弱(色覚異常)の方ですと、上記の図が89とは見えずに「52」または、それ以外の文字に見えます。
◇色覚異常と診断されたら
先天性の色覚異常は進行することもなく、視力、視野などの機能には異常はありません。
過去には、進学や就職に不利になることがありましたが、現在では社会の理解も進み、学校や社会生活において大きな問題となることはありません。
ただ、検査で異常が出たら、専門の医療機関で遺伝子相談や職業適性についてのアドバイスを受けることでより快適な生活を送ることができます。
◇色弱補正レンズ
当院では、各人で微妙に異なる色覚タイプを正確に分析、お客様にぴったりの色弱補正レンズを処方いたします。
お気軽にご相談ください。
